看板制作にかかる費用相場は?

公開日:2022/07/08

大切な看板をつくる際、なるべく制作費用は安く抑えてつくりたいもの。そのためには、看板工事費の費用相場や内訳を知り、どのようなポイントで費用が左右されるのかを理解しておくことが大切です。ここでは、看板製作にかかる費用相場について詳しく紹介しています。参考にして、適切な価格で看板を製作しましょう。

看板の価格の内訳

看板工事価格の内訳は、主に次の3つにわけられます。看板のデザイン料、看板の製作費、取りつけ工事費です。これら3つの費用を合わせたものが看板工事価格となります。詳しく解説しましょう。

看板のデザイン料

看板のデザイン料は、依頼する会社によって異なります。デザインは、看板屋に依頼したりデザイン会社やフリーのデザイナー・イラストレーターに依頼したりする方法がありますが、大規模な会社や有名なデザイナーに依頼する場合は、デザイン料は割高になる傾向があります。

相場としては、文字やロゴ、テンプレートから選ぶものだと数千円~、写真や柄だと1万円~数万円です。企業を表すオリジナルロゴやマークだと、さらに費用は高額になります。しかし、自作したデザインを持ちこむ場合はデザイン料がかかりません。

看板の製作費

デザインを参考にして、看板を製作する際にかかる費用のこと。一般的な看板の製作費の相場としては、おおよそ20万円以内となっています。

しかし看板の製作費は、看板のサイズや種類、材質やインクなど、使う材料によって左右されます。たとえば、アルミを使用する看板の製作費は比較的安くなりますが、木材を使用する場合は加工の手間がかかるので高額になる可能性が大きいです。

また、LEDなど照明を施す看板も通常より高額になります。照明を利用する電飾看板は、通常の看板に光を当てて照らす外照式看板と内部に照明を仕込む内照式看板があり、内照式看板の方が製作費は高くなります。

そのため、費用を抑えたい方は外照式看板の方がよいでしょう。また看板は大きければ大きいほど制作費がかかるため、同じ材料やインクを使用していても、もちろん大きい看板のほうが製作費は高くなります。

取りつけ工事費

看板の取り付け工事費は、一般的に、工事に関わっている人数によって費用が変わるのです。一般的な工事費の相場としては、3万円以上はかかると認識しておくとよいでしょう。

しかし職人1人で取りつけられる場合は安くなりますが、工事の規模が大きくなれば費用は当然高額になります。工事費が左右される要素は、人数だけではありません。

看板を設置する場所と看板を依頼している店舗の立地も重要なポイント。高い場所に看板を設置する場合は、足場をつくったり作業車が必要になったりするため、工事費は高くなります。

こうした高所での看板設置の工事費としては、追加で3万円ほどの費用が発生することがあります。またハツリ作業が必要になることや残土の処分を行うなど、看板設置の環境や場所に伴って追加で作業が発生してしまうときには、追加費用がかかる可能性が高いです。

ほかにも店舗が交通量の多い場所にある場合も警備員を派遣する必要性があるので、費用は高くなるでしょう。そのため、取りつけ工事費は、設置する看板の種類の違いだけではなく、環境や状況によって追加費用が発生してしまうこともあるということを理解しておくとよいでしょう。

工事の規模が大きくなりそうなときには、費用面にて注意が必要です。

そのほかの費用

ここまで看板の製作費や工事費をお伝えしてきましたが、ほかにも費用が必要となることがあります。自治体によって異なりますが、看板の大きさや高さによっては、許可を申請しなければならないこともあります。

大分県では、基本的に屋外広告物を設置するときには原則、許可が必要となります。許可申請書の手数料としては、張り紙や立看板、広告幕などは5円から約500円前後となっています。

0.5平方メートル未満は1個につき160円、0.5平方メートル以上1平方メートル未満は1個につき260円、2平方メートル以上のものは1,005円以上からとなり、面積が広くなればなるほど手数料は上がっていきます。もしも申請を行わずに看板を出してしまった場合には、罰則が決められている自治体もあるため、注意が必要です。

また面積だけではなく、看板の高さが各自治体の規定よりも高い場合には工作物確認申請を出す必要があります。こうした申請をまとめて代行してくれる看板製作業者もあるため、申請まで依頼したい場合にはそのような業者を選ぶことをおすすめします。

忘れてしまいがちな費用

看板製作にはさまざまな費用がかかるということをお伝えしてきました。しかしほかにも認識しておくべき費用があります。

それは、看板の運搬費や工事を行う前の現場調査費用などです。これらの費用は見落としがちですが、看板製作費や工事費以外にもかかる費用となります。

また看板をリニューアルするときには、看板の撤去費も必要となります。ほかにも電飾看板を利用するときには電気工事費もかかります。

また看板の設置場所によっては、交通誘導警備員を設置し、その給与も支払う必要が出てきます。このように細かな費用も必要となってくる場合もあり、数万円が追加費用となることも認識しておくことが大切です。

これらの費用の中には、看板設置業者によっては追加費用となるもの、もしくはサービスに含まれていることもあるでしょう。見積もりのときには、こうした費用の内訳もしっかりと確認しておくことをおすすめします。

看板の価格相場は?

看板の価格相場は、どのような看板かによって変わってきます。分かりやすく説明しましょう。

袖看板

別名“突き出し看板”。飲食店などでよく使われている、建物の壁面から突き出している看板です。相場は、~20万円ほど。

スタンド看板

飲食店やエステサロンなどにおいて、幅広く使用されています。~10万円が相場です。

壁面看板

店舗の入口上部に設置するメインとなる看板。~35万円が費用相場です。

ウィンドウシート

窓に文字シートを貼る、インクジェットプリンターでイラストなどを印刷したものを貼るという方法。~5万円が費用相場です。

自立看板

駐車場や店舗への案内など、さまざまなシーンで使われている看板。サイズにもよりますが、~15万円が相場です。

立体文字看板

それぞれの文字が立体的になっている看板。1文字につき、費用相場は~1万円ほど。

電飾看板

LED看板や点滅電飾看板など、多くの種類があります。~15万円ほどが費用相場です。

価格に差が出る理由

看板工事価格に差が出る理由として、看板の大きさや種類、設置する手間や位置などが挙げられます。

原材料・素材

看板をつくるには原材料が必要であり、サイズが大きいとその分材料費が多くかかるため、看板のサイズに比例して費用は高くなります。木製、ステンレス、アルミといった原材料によっても価格は変わるのです。金属製の看板のほうが強度も強く、高級感があるため、価格は高くなる傾向です。

設置する際の手間・地域

大きな看板になるほど、設置するにも手間がかかるため工賃が高くなります。また、設置する地域によっても変わってきます。とくに、多くの人が行き来する場所に設置された看板は集客効果がおおいに期待できるため、工事費も高くなるのです。

見積もり・相談をしてみよう!

看板工事費について詳しく理解したうえで、さっそく見積もり・相談をしてみましょう。看板工事費を安く抑えたい場合は、ある程度のデザインイメージを決めておくのがおすすめ。また、多くの制作会社があるので、適正価格を見定めるためにも相見積もりをとっておくのがよいでしょう。

看板工事費はけして安いものではありません。制作した看板を長く使い続けるためにも、アフターサポートをきちんと実施している会社を選ぶことも大切です。制作会社の特徴をしっかりとチェックしたうえで、見積もり・相談をしましょう。

 

看板工事価格の内訳は、デザイン料・製作費・取りつけ工事費の3つにわけられます。看板の価格相場はどのような看板かによって変わってきますが、工事価格は看板のサイズや種類、設置する手間や場所によって左右されます。

デザイン段階であらかじめデザインイメージを決めておく、なるべく安い原材料で看板を製作するなど、それぞれの段階で工夫をすると工事費をなるべく安く抑えることが可能です。

また、多くの看板制作会社があるので、適正価格を見定めるためにも相見積もりをとっておくのがおすすめ。制作会社の特徴をもれなく確認したうえで、見積もり・相談をしましょう。

【大分県】看板製作業者おすすめ5選!

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会社名株式会社 日本工事広告大分城南広告株式会社株式会社アド・サイン有限会社LLネオン有限会社大日広告
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