自分でできる看板のお手入れ方法について解説!
お店やサービスをPRするための看板を設置した場合、定期的なメンテナンスを行う必要があります。どのような看板もメンテナンスを行わなければ劣化していってしまいます。看板を綺麗な状態で保つことは、お店や商品のイメージアップにもつながるので、しっかり行いたいですね。この記事では、看板のメンテナンスについてまとめます。
看板はこまめなお手入れで耐久性アップ!
看板は、清掃をすることで綺麗になるだけでなく耐久性を高めて劣化を防ぐことにつながります。では、どのように清掃すればよいのでしょうか。定期的なメンテナンスだけでなく、普段からできるこまめなお手入れが看板の耐久性を高めることにつながりますよ。
日常清掃をしよう
日常清掃で看板を清掃することで、看板の状態を常に確認できます。不具合を早く見つけられれば、修繕にかかる費用も抑えられるでしょう。看板を掃除する際は、ねじが緩んでいないか確認してください。ねじが緩んでいる場合は、その都度締めて安全性を保ちましょう。
看板の日常清掃は、塗装の劣化を防ぐ効果も期待できます。看板は、紫外線やほこり、雨などで劣化が進みますが、ほこりや雨の汚れは日々の清掃で取り除くことが可能です。
自分でできる看板のお手入れ方法
自分で看板のお手入れをする場合、どのように行えばよいのでしょうか。看板清掃の方法をまとめます。看板はさまざまな種類がありますが、自分で行える看板は、手の届く高さにある看板です。スタンド看板やプレート看板は自分で掃除しやすいでしょう。
掃除の際に使う道具と基本清掃
看板清掃を行うときには、家庭用洗剤と水、タオルを用意してください。家庭用洗剤を水で薄めて洗剤液を作ったら、スプレーボトルに入れましょう。これをタオルにつけて、優しく看板を拭いていきます。
看板は強く拭くと傷がついてしまう可能性や、シートが剥がれる可能性があるので、優しく拭きましょう。洗剤で汚れを拭いたら、別のタオルで水拭きします。
そして最後に乾いたタオルで乾拭きしたら終了です。乾拭きをしないと看板の表面が濡れていることで、さらに汚れがついてしまう可能性があるので注意してください。
素材によって清掃方法が異なる
看板はさまざまな素材があるので、素材によっても清掃方法を変えなければいけません。上記は基本清掃のやり方ですが、ここからは素材別の清掃方法もまとめます。
まずは、スチール製の看板です。こちらは、表面についているほこりや水滴を軽く拭き取ってください。メッキ塗装がされているので、強くこすらないように注意が必要です。錆びている場合は、錆び取り剤を使ってください。
ステンレスやアルミの看板は、薄めた洗剤でこまめに拭いてください。表面が錆びているときは、錆取り剤を使います。樹脂やプラスチックの看板は、中性洗剤を使うか水拭きします。
こんな時は専門業者にメンテナンスを依頼しよう
自分で看板を清掃できれば、定期清掃は必要ないと思われるかもしれませんが、自分で清掃が難しい看板もあるうえ、清掃しても汚れを落としきれない場合もあります。下記のような場合は、専門の業者に依頼して掃除をしてもらいましょう。
日常清掃で落とせない汚れがある
日常清掃でも落とせない汚れがある場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。頑張って汚れを落とそうとこすってしまうと、看板が劣化しやすくなる可能性もあります。掃除のプロは、業務用の洗剤なども使えるので、看板の汚れを綺麗に落としてくれますよ。
破損していたり亀裂が入っていたりする看板
看板に亀裂や破損部がある場合は、専門業者にメンテナンスを依頼してください。看板の内部に洗剤が入ってしまうことで劣化が進む可能性があるので、自分で清掃することは避けましょう。また、看板シートの亀裂も注意しなければいけません。表面をこするとシートがさらに汚れてしまう可能性があります。
高い場所にある看板
高い場所に設置されている看板は、自分で清掃するのは危険です。脚立なども必要になるので、専門業者に依頼してください。
金属製の看板の汚れ
金属製の看板は、洗剤で清掃するとかえって汚れが目立つ場合があります。看板清掃専門の業者に依頼して正しい方法で綺麗にしてもらいましょう。
古いアクリル製の看板の汚れ
アクリル製の看板は、紫外線によって劣化が進みやすいです。古くなっている看板は、突然落下してきたり、ひび割れた箇所が飛散したりしてしまうこともあるので、自分で清掃するのは避けましょう。
過去には、アクリル看板の清掃中に、看板の落下事故が発生した事例もあります。専門業者に依頼するのがおすすめです。
まとめ
お店や商品を宣伝するために重要な役割を果たす、看板のセルフメンテナンスについてお伝えしました。看板は、綺麗に保つことで寿命を長くすることができます。長く使うためにも、正しくお手入れしましょう。
専門業者に依頼すれば、必要なメンテナンスを行ってくれるので安心です。看板製作の際に、メンテナンス業務に関しても依頼できるかどうか確認しておくことをおすすめします。