設置した看板の点検は専門家へ
宣伝目的のために街中に看板が設置されていますよね?設置されている場所は店舗の外壁や、高さのあるものが多くあります。しかし看板を設置した後にも定期的な点検を行う必要があることをご存知でしょうか。この点検を怠ると社会的信用にも関わってくるため、今回は設置した看板の点検について説明します。
看板の安全点検を怠ることにより生じるリスク
看板を設置した後に放置され、さらには点検を怠ることでリスクも生まれるのです。どのようはリスクが生じるのか紹介しましょう。
落下のリスク
店舗や街中に設置された看板は高さが4mを超えるもの、地上からの高さが4mを超える位置に設置されたもの、表示面積が10平方メートルを超えるものなど、行政庁の指導を受けるものは2~3年ごとに更新をして、安全点検を行ったという報告書を提出する義務があります。
対象以外の看板に申請の義務はなくとも、放置期間が長いと老朽化に気づかず落下の危険性が生じてくるでしょう。また看板の外側を気にするのではなく、内部の金具や鉄骨にさびなどが侵食しているかなどと気にしないと、気づかないうちに強度は弱まり危険な状態は変わりません。
事故の責任
万が一、看板の落下事故が起きた場合、責任を問われるのは管理者です。民法第717条では管理者に過失があった場合には、管理者が損害賠償責任を負うことが定められています。
次に管理者の過失がない証明がされた場合、次に建物の所有者そしてオーナーに責任として、損害賠償の支払いが発生するのです。損害賠償以前に事故が起こることを未然に防ぐ意識が必要になります。
看板の安全点検の検査項目
設置した看板は所有者によるセルフの日常点検と専門家による定期点検があり、対象に入る看板によって項目が異なるのです。セルフ点検内容と専門家による点検内容はどう違うのかを説明しましょう。
看板所有者の点検項目:建植看板
地中の根本からさびが出てはいないか、看板の傾きはないか、アクリル板へのひびの有無、アクリル板が外れかかっていないか、照明の不点灯がないか、看板部分が欠落していないかを点検します。
看板所有者の点検項目:袖看板
ブラケット部からのサビ、看板は壁から垂直につけられているか、アクリル板のひびや外れそうなものはないか、照明に不備はないか、看板部分は欠落していないかの有無を点検。
看板所有者の点検項目:野立て看板壁面看板
パネルの表示面がガタついてはいないか、アクリル板へのひびや外れそうなものはないか、照明の点灯の不備、看板部分が欠落していないかを点検します。
看板所有者の点検項目:外照式看板
取り付けた看板の照明器具の傾き、照明器具は外れかけてはいないか、アクリル板へのひびの、またアクリル板が外れそうになってはいないか、照明に不備はないか、看板の部分に欠落がないかを点検。
専門家の定期点検項目:立て看板・壁面看板・屋上広告塔
溶接部の亀裂や破断の状況、ボルトまたはビスの緩みの状況のほかに構造体の腐食やさびの状況、電気配線の劣化状況、開閉金具の状況を点検します。
専門家の定期点検項目:袖看板・壁面看板
看板の溶接部分の亀裂や破断の状況、ボルト・ビスの緩みの状況、構造体への腐食やさびの状況、電気配線の劣化状況や開閉金具の劣化状況、コーキングの状況を点検。
設置した看板の点検は専門家へ依頼しよう
看板の点検を専門家へ依頼することにより、セルフ点検では把握できない詳細な点検が行われます。発見した問題点は対応方法や経費についても、写真や資料などを提示して分かりやすく説明してくれる専門家を選択することが大切です。
看板の安全点検は「日本工事広告」に依頼するのがおすすめ
看板には安全点検が必要なことが分かりました。点検を依頼するなら多くの看板制作を請け負ってきた、日本工事広告がおすすめします。おすすめの理由を紹介しましょう。
看板のプロによる調査
日本工事広告は看板のプロによって、各種リスクを調査してくれます。溶接部やボルト・ナットの緩みなどもくまなくチェックするのです。長年の劣化による腐食によって起こる看板の変形や取り付け周辺の異常、破損など看板の内部の細かいところまで点検してくれるでしょう。
照明装置の点検
看板の表示面の腐食や箱文字などの腐食、そのほかさびや劣化などを点検してくれます。また絶縁の測定なども日本工事広告が持ち込んだ専用の機械で行われるので安心です。
基礎部分の点検
傾斜やぐらつきなど看板の基礎に対して、サビや劣化などの点検が行われます。こちらも日本工事広告が用いる専用の測定器を使用し、プロによる安全安心で細かく点検作業が行われます。
まとめ
街中で見かける設置した看板の安全点検について、リスクを含めて説明しました。看板の点検を怠り設置したままにしていると、大きな事故が発生する可能性も高くなります。セルフでの点検も可能ですが、専門家へ依頼することでより安全に対して対策を行ってくれるため安心です。
また専門家と一緒に看板に対する点検する項目も、今一度見直して考えてみてはいかがでしょうか。